古典へのいざない
 
   古典の学習には、次のような項目が考えられます。もちろん、これらを順番にすべて学習するのではなく、指導者が授業者の実態や時と場などを考慮しながら学習を進めていくことになります。

T)基本学習
   @朗読で親しむ
 
   A登場人物を挙げる
   
   B場面の展開を見る
 
   C心理を読む
 
   D基本的文法の学習(1)・・条件法・係助詞など
 
   E基本的な古典語句の学習
 
U)発展的学習
   
     @文法学習(2)・・敬語・陳述の副詞など
  
   A文学史・・・作品の時代的・文学的位置
  
   B引用文などの学習・・引用された詩歌・文章の学習。漢詩文の場合は
              漢文学習。
 
  まずは枕草子を例に考察してみましょう
       枕草子「二月つごもりごろに」(第102段)
       
枕草子「頭の弁の職に参り」(第129段)

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