鞆の浦万葉の会 |
事業報告 | 会報 |
2004年10月3日に、「鞆の浦万葉の会」は発足しました。 瀬戸内の万葉故地として名高い「鞆の浦」を拠点とし、万葉集を読み、学び、 旅することを通して、教養の向上と相互の親睦を図ろうという目的です。 会の代表は、戸田 和吉(とだ かずよし)先生です。 先生は青年時代から万葉集に興味を持たれ、万葉集には大変に造詣の深い方です。 毎月1回の定例学習会をはじめ、講師を招いての万葉講演会や、学習会の 成果を生かして万葉の故地めぐりを行っています。 さらに、全国万葉協会にも加入し、全国の万葉愛好家と広く交流を図っています。 |
2012(平成24)年度の活動 2011(平成23)年度の活動 2010(平成22)年度の活動 2009(平成21)年度の活動 次ページの 事業報告を参照してください |
2008(平成20)年度の活動 3月30日、バスで廿日市市大野町の「高庭の駅家」と岩国を訪ねました。 雨の中を旧西国街道沿いの大伴熊凝の歌碑を、午後は磐国山の歌碑を訪ねました。 5月11日に総会を開き、2007年度の事業計画がきまりました。 総会のあとに木田隆夫先生の「万葉植物園の四季」の講演を聴きました。 万葉植物の多様さに感動しました。 10月5日、吉備の児島と牛窓を船で訪ねました。また雨に降られ傘をさしての訪問でした。しかし、潮騒の牛窓を体験し、万葉の「島響む」を実感できました。 11月29〜30日、待望の紀の川沿いと和歌浦の研修旅行に出ました。 五条市から真土山・妹背の山を見て阿閉皇女の歌を朗唱し和歌山へ。 翌日は片男波・万葉館から玉津島社に参詣、赤人の歌碑を見て奠供山へ。 続に有馬皇子の藤白へ。藤白神社から藤白坂の歌碑を見学。皇統の悲劇を想いました。 年が改まって2009(平成21年)4月5日、相生市の磐座(いわくら)神社と万葉岬を訪ねました。 桜の咲く好天のなかを、磐座社・相生中央公園・万葉岬の万葉歌碑を訪ね朗唱しました。 これからさらにみんなで知恵を出し合い、つぎつぎと新しい計画を立て、いっそう楽しい会にしたいものです。 |
2007(平成19)年度の活動 3月25日には、船から万葉の故地の風早の浦と長門の島を訪ねました。波も穏やかで楽しい船旅になりました。 5月13日には総会を開き、2007年度の事業計画がきまりました。 総会のあとに大宰府万葉会代表の松尾セイ子先生に「大宰府と万葉」の講演を聴きました。 万葉の会の活動の今後のあり方を学びました。 7月8日には、船から万葉の故地の坂出「狭岑の島」と塩飽水軍の本島を訪ねました。 よい天気に恵まれ、快適な船旅を満喫しました。 毎月の例会では12月の研修旅行をめざして、吉野・大宇陀の万葉をまなびました。 10月14日創立3周年の記念講演会を開きました。 講師は富山県高岡市でご活躍の尾竹睦子先生。 「高岡万葉とともに歩んで」と題し、これまで取り組んでこられた事業について語られました。 そのすばらしい活動と情熱に、圧倒されつつも勇気をもらいました。 12月には本年度最大の行事である、吉野・大宇陀の研修旅行をいたしました。 好天にも恵まれ和気あいあいのすばらしい旅でした。 |
それまでの主な活動 2004年度は、鞆を中心とした万葉の歌を勉強し、第一回万葉故地を訪ねて、「深津島山」を 歩きました。第二回は「鞆の浦」を歩きました。 2005年度は、5月15日に総会を開き、さっそく、山内英正先生をお迎えし、 「万葉・瀬戸内の島々」と題して講演会を開きました。 7月には機関誌(会報)を創刊しました。 8月には暑い中を、福山市内の神島万葉歌碑から芦田川沿いに明王院周辺まで歩きました。 10月2日に、吉村誠先生を迎えて創立一周年記念講演会を開きました。 いま、例会では、「大伴旅人とその周辺」をテーマに、旅人や憶良の歌や生涯を調べ、 万葉期の時代背景を学んでいます。 年が明け、2006年1月に、機関紙「会報」の第二号を発刊しました。 2月11・12日に太宰府研修旅行を行いました。福岡の万葉を愛する方々と交流を深めました。 3月26日には糸崎駅から長井の浦を訪ね、さらに尾道の文学碑を観て西国寺を訪ねました。 5月7日に総会を終え、記念講演会を開きました。 村瀬憲夫先生の「鞆の浦と和歌の浦」で、改めて鞆の浦を身近に感じました。 7月2日には、笠岡の神島万葉歌碑をたずねて歩きました。 9月の例会からは明日香・桜井の万葉の学習を始めました。 10月1日、下田忠先生を迎え創立2周年記念の講演会を開き、前期万葉の世界を学習しました。 12月2・3日には、憧れの明日香・桜井の研修旅行をしました。多くの収穫を得た旅でした。 2007年1月発刊の会報4号は、明日香の旅の思い出の詰まったものになりました。 |
鞆の浦万葉の会の
しばらくはこのホームページを残しておきます。 |