時間をはかっていますか? |
ほとんどの人はプリントを始める前に時刻を記入し、プリントを書き終えたら、すぐ
終わりの時刻を記入して、きちんと時間を計って学習していますね。 でも、まだ時々計り忘れる人や、中には「100点にさえなれば時間なんて関係ない」
なんていっている人もいます。 本当に100点にさえなれば時間なんて関係ないので しょうか・先生はなぜ「時間をかいてね!」とうるさく言うのでしょう。プリントには,標準 完成時間が,設定されています。完成時間について考えて見ましょう。 |
@ 集中して学習する大切さ
時間を計って短い時間で集中してやった時と、ダラダラ長い時間をかけてやった時と、どちらが身についていると思いますか?
A「わかる」けれど「スラスラできない」 点数だけを目安にして教材を進んでいくとたいてい先でつまずくことになります。
標準完成時間3分〜5分のプリントをじっくり考えながら1枚10分ずつかけて全部100点にしたとします。
頭では良く「わかって」います。でも問題をこなしていく力(作業力)がまだ出来ていないので、先に進むにしたがってどんどん作業の負担が大きくなってきて、プリントをするのがつらくなります。 やはり復習して「スラスラできる状態になってから先に進むことが、楽です。そして「スラスラできるかどうかをはかる目安が完成時間なのです。 では、早く仕上げられさえすれば、
それでいいのでしょうか? 時々、早く先に進みたいからと、乱暴な字で書き飛ばして「こんなに早く出来たから次のところをちょうだいッ!」といってくる人がいます。公文式は早書き競争のスピードレースとはちがいます。 |
完成時間というのは
@ 例文、例題をきちんと読んで意味を考える。 A 国語ならば大事なところに線を引きながら読む。
英語ならば唇を動かして発音しながら書く。
B 数字や文字はていねいに書く。
C 途中式を書く。
という約束ごとを守って学習した時間 のことなのです。
めんどうがらずに、プリントには、かならず自分の姓名、月・日、時間を記入してください。
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