開花期による花のアルバム
CATTLEYA  PHOTO  ALBUM

B 春咲きカトレヤ
Blc.Green Bay ’Blue Sky’
コンカラータイプで冬〜春に径15pに咲く大型種。
L(リップ)のフリルは欠刻が多く美しい。この写真の花は、Pの幅が5.5p、Lの幅は6pありました。
(2001.2.26撮影)
Slc.Hazel  Boyd ’Sunset AM/AOS
(Slc.California Apricot 
   × Slc.Jewel Box)
1975年登録のミディ中輪花ですが、その後種々の花色が作出されました。
花保ち1か月で、強健で育てやすい種類です。
(2002.3.10撮影)

Otara.Jane Fumiye ’Hawaii’ AM/AOS
(Ctna.Keith Roth
     × Blc.Lucky Strike)
Otara.=(オタラ属)
      CATTLEYA(C.) 
    ×BRASAVOLA(B.)
    ×LAELIA(L.)
 ×BROUGHTONIA(Bro.ブロウトニア)
Ctna.=(カトレトニア属)
      CATTLEYA(C.)
     ×BROUGHTONIA(Bro.)
4種属間交配によって生まれた花です。
S(セパル)/P(ペタル)ともに濃ラベンダーで、濃紫紅色の細いくさびがはいります。L(リップ)は一面赤色で、黄色がまったくありません。それがかえって高潔に見えます。中輪で、上手に作ると春〜夏と秋〜冬の2回咲きます。
  (2002.7.27撮影)
Lc.Red Empress ’Rosary’
(Lc.Bonaza  × Lc.Excellency)
1964年登録のSPLASH(スプラッシュ)系の古典花。
広くラベンダーのくさびが入る。径15pの大きな花が咲くが、P(ペタル)が後ろに反り返る傾向がある。
     (2001.5.5撮影)

                           

 C  夏咲きカトレレヤ
Blc.Waikiki Gold ’Lea’
(Blc.Pink Surprise × C.forbesii)
厚弁で開きがとても良い。ミディの双葉種。咲き始めは、P(ペタル)が緑がかっていますが、やがて濃い黄色になります。L(リップ)は初めから濃黄色で、のどの奥に暗赤色の筋がありますが目立ちません。
普通は、初夏から秋にかけて咲きますが、その年の気候などにより変化し、不定期に咲きます。
(2000.8.10撮影)
Blc.Mem.Helen Brown
’Sweet Afton’
AM/AOS
(Blc.Xanthette 
  × Lc.Ann Follis)
1967年カリフォルニアで作出された古典的グリーン花ですが、整形で咲き、ネーミングの良さとともに今も多く栽培されています。双葉種で、多花性です。表紙のMagicMeadowの母親です。
(2000.5.20撮影)


これでもカトレヤの仲間 ?

Brassavola cucullata
ブラサボラ属の原種で、メキシコ原産
  
 S(セパル)もP(ペタル)もL(リップ)の先も、すべて細長く伸びて下垂し、白ひげの老人のイメージです。Lの中心はハート形で真っ白です。
細いバルブの長さは10〜15pで葉は棒状で、30pくらい。小型で耐寒性(最低10℃)があり、育てやすい花です。
(2002.6.29撮影)
Recchara Frances Fox ’Sun Spots’
(Lyon.Warren Scholoat
  × Blc.Janice Pettee)
Recchara=(レッカラ属)
    CATTLEYA(C.)
   ×BRASSAVOLA(B.)
   ×LAELEA(L.)
×SCHOMBURGKIA(Smbc.)
  (ションブルキア)
Lyon.=CATTLEYA(C.)
   ×LAELEA(L.)
×SCHOMBURGKIA(Smbc.)
4種属間交配の花です。オレンジ系の花で、Lに黒い斑点が多数入り、山ユリの趣があります。DS(上のセパル)がL(リップ)にかぶさり、なんとなく「FOX」のイメージが出ています。冬〜初夏に咲きます。
(2001.5.10撮影)